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ラスベガスに行くけれども

こんにちは、にわです。
ゴールデンウィークならぬサンクスギビングのため、明日から木、金、土、日と休んでラスベガスへ行きます!ラスベガスといえばカジノですよね〜。自分は大した勘もテクニックもないので、少ない金を全部ジャックポット(当たれば10億以上)に放り込んでやろうかと画策してます。ビギナーズラックをこのスケールで狙ってきます。

最近研究が停滞気味なのもあって(?)、日本の仕分け関連のニュースに気を取られっぱなしです。これ全部twitterのせいなんだろうなぁ。情報がバンバン流れてくるから気になって気になって。気になりすぎて意見流したら反応してくれる方がいて、嬉しいんだけど時間取られてます。確実に。完全にはまってしまいました。けどこんなの日本の研究室じゃ「あいつサボってるぞ」って後ろ指指されるかも知れないし、できません。アメリカにいる間はボチボチ楽しませてもらいます。

いろんな意見、ニュースが入ってきて、あの仕分けは何だったのかと悩まされます。
事の発端は仕分けによる科学系予算の削減からでした。それで皆様の意見っていうのが

 ・(仕分け人)社会、国民への説明責任がないから削減は当然
 ・(研究者)基礎科学への投資は日本に不可欠だ、削減は有り得ない
 ・(若手?研究者)研究者にも反省すべき点はたくさんある、状況を変えるいい機会だ
 ・(学会等の声明)偉い方々、多くの方々が声を上げるが、反省の声はあまりなく「削減反対」しか言わない
 ・(政府)仕分けで削減されたけど、政府の方針は元々「科学技術重視」だ

ぼんやりとこんな感じですか?
自分は若手研究者に属していると思うけど、どの意見もまぁ受け入れられます。大学の事務の人事とか終わってるなぁと思ったことが学生なりにあったので、大学の効率化はまだまだいけるんだろうと思いますし。こんな例は他にも思いつきますが、これはみな前の教授の雑談の頻出の話題でした。そういう先生のグチは面白かったなぁ。

気になるのは、大学を司っている偉い教授、理事と、若手の研究者の意見がどれくらい交換されているのかどうか。twitterやwikiなど、ネットで見る意見は偉く建設的だけど、既に中枢にいる人にとってどのくらい現実的なのか聞いてみたい。やる気があればできるのか、文科省の協力次第で可能になるのか、など。あんまりネットに興味ある大御所は少ないだろうからなぁ。でもほっておくと「若手の声明」っていうのが挙げられるだけで、大学運営に全く影響しないかも。もし大学の運営に変化を起こそうとするなら、ちゃんと現場からの意見(実際動く学生や若手のスタッフ)も吸い上げてほしいなぁと思います。今大学に所属してないようなもんだから、ちょっと他人事っぽくなっちゃうけど。

あと、「仕分け」はどのくらいパフォーマンスでどの程度本気なのか、よくわからない。仕分けの議題に上がってからは本気の仕事だと思うし、仕分け人もある意味代表としてがんばったと思います。けど、仕分けの議題に上がったのは事業全体の15%だそうで、しかも「臨時雇用などの多い切りやすい事業が多い」とも言われているそうな。確かに文科省の最近の大学の事業は、人を雇っても「ポスドク」「特任教授」とか、期限付き。何とか特別法人みたいなところで公務員扱いされている人よりは切りやすいと思います。その辺がパフォーマンスっぽいっていうか、本気じゃないんだよね。この辺り、政府と仕分け人の正直な意見を聞きたいところだけどなぁ。

Harvardにきて、研究に向かう姿勢とか意外に日本と同じだなぁって思った点も多いんだけど、効率化においては日本は惨敗だと思うのね。これも例はいっぱい思いつくんだけど。仕分けの話を見ながら、日本にどんだけ導入できるものかと考えています。日本には日本なりのやり方があるのかもしれないけど、グローバル化の世の中だっていうんだし、大学が一番グローバル化しやすいと思います。ガラッとやり方を変えてみたらいいと思うなぁ。


こんなしんどいこと考えてると疲れます。ラスベガス行ったらレジャーに集中する!
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by dirniw | 2009-11-26 09:09 | うーん

僕の給料も削減対象

にわです。先週はいろいろ萎えました。アメリカから日本のニュース見てますよ。
もちろん、一番萎えたのは事業仕分けで削られたお金のことです。

今僕がお世話になってる「特別研究員事業」というヤツも削減対象です。これは博士課程の学生(最近は当選率20%程度?)に給料を渡して生活を支援するという事業です。最近はCOE(これも削減になった)など他でもお金をもらえるシステムができてきたので、博士課程まで来ればバイトせずともある程度生活できる、そんな感じでした。
今回の授業仕分けでは、他費用効果がしっかり評価につながりました。特別研究員のように限定された人に給料を渡すだけのシステムでは、問題視されて当然です。もちろんお金をもらうワケなので、事前の研究提案書と事後の結果報告はもちろん要求されます。けど目的達成率なんてものは測定できないし、評価によって金を返すわけでもないわけです。かかるお金に対して、何も納税者へのリターンは皆無にも思えます。この制度自体、学生の競争を促すことはできても問題点はまだいっぱいあります。

でもこれをなくすってのは、博士課程に行くなといわれているようで、博士課程進学自体を評価していないことのようで、何だか腹が立つわけです。

元々博士課程を増やして国の研究水準を底上げしようとして始まった制度です。今は景気も悪く博士を使いこなせていないんだから、人数そのものを減らすと言うこと自体は賛成です。けれど、このシステムがあって、それを無くすっていうことを、本当に賢い研究者の卵はちゃんと理解しちゃうと思います。「今、博士課程に行って研究の道に進むのはどうなのか」と。
かつていた東大(理)も京大(工)も、本当に優秀そうな人は修士で卒業して、専門分野を活かした企業なり、全く関係ない金融や保険業界に行ったりしてます。彼らは彼らでしっかり活躍しているし、いいと思うんだけど、そういう人たちが増えていくことは、基礎研究業界にとってどうなんでしょう?限られた人材を企業や大学が取り合うのは普通のことだと思います。けど大学にある魅力が純粋な基礎科学への興味だけだとしたら、これから100年後も企業とやり合っていけるのかなぁとも思います。
本当に賢い人たちが博士にならないのならば、博士の質は落ちていき、博士の評価は今より下がるでしょう。もちろん基礎研究のペースも期待できないし、日本は「海外の科学で技術を作る」国になるんでしょう。ピンと来ないかもしれないけど、ips細胞の原理を「買って」実用化を目指すみたいな感じ?そういう加工貿易的な技術立国を目指すなら、せめてアメリカに勝てるくらいフットワークの軽い国になってほしいなぁと思いますけど。そうでなかったら、「技術」も他国に先越されて、結局「科学技術は輸入する」になっちゃうよ。そしたら、日本はどの分野で稼ぐ国になるんでしょう?

ながなが書いたけど、日本が科学と技術で稼げる国でいて欲しい(他に何で稼ぐんですか?)から、その根っこにある基礎研究と研究者をある程度評価してほしいな、ということです。今回仕分けされたけど、「科学技術はゼロでいい」じゃなくて、効率よく再分配すると信じています。その時に、政権の皆さんの科学に対する考え方がわかるんだろうと思います。


ところで、最近twitter始めました。たまたま始めたばっかでこんな問題がでてきたから、twitterは大盛り上がりです。でも、みんな何しか科学者なので、冷静に分析して自分らにできることを言い合ってます。ちょっと嬉しいね。ただ国や文科省の批判に終わらない人たち、もう動いてる人たちがいることを知ることができて、twitterやっててよかったなと思いました。

なんで、ヒマだったらフォローしてください。http://twitter.com/merushi
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by dirniw | 2009-11-17 11:23 | うーん

今さら痛感

今、近い将来の研究について一生懸命考えていますが、今ひとつ進みません。気分転換します。

今日、僕の分野では高名なある日本の研究室の準教授が、ハーバードに講演に来てくれました。
スポンサーはメルク・万有という製薬会社です。この会社、毎年優秀な若手の先生を一人選んで、アメリカに講演旅行に行かせるというプログラムをやっています。プログラムは当選した方が自分で組むんですが、お金は全て会社持ちです。タダでアメリカ周遊です。たくさんの知り合いを作れるのはもちろん、自分の研究をアピールできる最高の機会です。この枠はなかなか当てるのが難しそうで、ちょっと日本でいい賞をもらっているくらいでは難しいみたいです。
そんな賞をもらって来ているんだから、化学はちゃんとしてます。毎年面白い人の化学が見られるとあって、アメリカ人の聞き手も楽しみにしてるみたいです。実際、今日の講演会はかなり賑やかでした。この賞で来るのは確実に日本人なので、こちらも日本のハーバードの先生(化学の建物には一人(Kishi)しかいません)が紹介するわけです。威厳あります。70過ぎた先生ですが、妙に機嫌良く元気です。
それで、講演はやっぱりよかったですよ。自分が好きな感じの、いい展開してて、見てるだけでも面白かったです。英語はがんばって練習してる風で、ゆっくりながらも丁寧にしゃべってたと思うんですよ。隣に座ってた朝青龍(似の女の子)に聞いても「発表はよかった」っていうんだから間違いないでしょう。

ところが・・・。質疑が全くかみ合ってなかったなぁ。
こっちの先生が真剣に質問してるんだけど、英語が聞き取れてなかったような・・・。返事が返事になってないし、パワポのページを猛烈にめくり始めて、結局使わないとか。kishi先生の英語も聞き取れてなかったみたい。一度聞き逃してパニクってしまったんだろうか?会場から失笑が出るような状態で、朝青龍(女の子)の隣にいた学生に、「何が起こった??」みたいに聞かれちゃった。オレもわからんよー。
発表は事前に練習できるけど、質疑の質問文は用意できないからね。いざ生の英語がきてテンパったのかなぁ?けど、ここを何とかできないと「努力はするけど考えてない」みたいに受け取られがちなんだよね。日本語のやりとりでもそうだけど、質疑こそ能力が出てしまうとこだと思うんだ。せっかく超優秀な賞をもらって来てるのに、こっちでの評判はむしろ悪くなっちゃうような印象を受けました。

オレのしょぼい英語力でも、毎日英会話して冷静に聞いている分には聞き取れたんだから、英語漬けになってる生活は生きてるんだろうなぁ。けど、日本に帰ってこそ英語の習熟の意識をしないと、こういう肝心なときにミスって印象悪くなるってのが怖いねー。日本に帰ったときに、近くにネイティブの友達ができたらいいなぁ。

そんなわけで、英語はやっぱり大切だと今さら痛感しました。
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by dirniw | 2009-11-07 10:10

ハロウィーン

10月31日はハロウィーンです。
アメリカに渡るまで全く気にしていませんでした。というか、はっきり覚えてなかったかな・・・。

多分欧米では大きなお祭りの日なんですよね?テレビでも出演者のほとんどが仮装してるし、googleもハロウィーンっぽくなってるし。大学のあるCambridgeの街中でもデコレーションがたくさんあります。普通の家にでっかいクモの巣やバラバラの遺体(レプリカ)が転がってて、みんな本気です。

我が化学の建物(CCB)では金曜日、30日に飲み会がありました。飲み会自体は毎月恒例なんだけど、ハロウィーンスペシャルだとメールで回ってきたので、カボチャや仮装が見られるのかなと期待したんだけど・・・。何にもなかったねー。いつも通り樽生飲んできただけです。
31日になってもカボチャは現れず、何だか残念。となりの学生(MIT卒業生)に聞いたら、MITはちゃんと何しかやっていると教えてくれました。MITの化学の建物がどうかは知らないけれど、何かまたHarvardとMITの空気の差が出ちゃった感じです。

ホント、Harvardの人たちはマジメな感じだなぁと思います。

まぁでも街中は楽しくやってるみたいだし、テレビの仮装は全力でやってるから面白いし、結構エンジョイできてます。これから同僚(日本人)の彼女の所属するコーラスを聴いてきます。大学の中のチームなんだけど、今日に演奏会設定するんだから、今度こそハロウィーンっぽいイベントになるかな?
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by dirniw | 2009-11-01 07:17 | in Boston


もうどこに行くか全くわからない。相変わらずマイペースな日常を綴っていきたい・・・なぁ


by dirniw

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